リソースプラスの小犬丸信哉です。
これまで人材会社勤務や経営コンサルタントとして、民間および公的な立場から、また求職側および採用側の両方の立場から、労働・雇用の実際を間近で見てきました。
その中でわかったことは、「人はよい会社に集まる」ということです。当たり前ですが、ほぼ全ての人は「よい会社」で働きたいと思っています。
それでは、よい会社とは一体どんな会社なのでしょうか。
私が考えるよい会社とは、以下の3つが実現している会社です。
①営業黒字である
②退職者が少ない
③社員の紹介で入社する人が多い
いかがでしょうか。もちろんこの他にも色々と切り口はあると思いますが、挙げればきりがありません。うちは3つどれも当てはまるという会社であれば、採用もうまくいっているものと想像いたします。しかしながら、採用に苦労している企業の多くで、上記とは反対のことが起こっています。
・毎期営業赤字
・人がたくさん辞めている
・社員は自社を友人・知人に紹介しようと思わない
懸命に働いた結果がいつも赤字では社員は報われません。また赤字体質では社員に十分な処遇を提供できません。その結果として社員は辞めていきます。そのように人が居なくなっていく職場を自分の友人に紹介したいと思う人は少ないでしょう。
このようなスパイラルに陥らないよう、
ぜひ「採用」という大事なイベントを、よい会社に変わるきっかけにしていただきたいと思います。そのための取り組みを全力でサポートいたします。
(2023年4月)